着物の楽しさを、もっと気軽に、もっと多くの人に。
普段着着物復興計画
こんにちは。ワタサナ女将、キャンディと申します。
もともとは洋服を作る仕事をしていたのですが、着物も好きで習い、たまに着ていました。
その頃はまだ、カジュアルな着物の黎明期。
「こんな着方を受け入れてもらえるのだろうか」と、着付けの先生にも見せられないでいました。
着物友達が欲しくて着物イベントを探していたら、「カジュアル着物女子コンテスト」というものを見付けて参加します。
そこでグランプリをいただき、「あ、大丈夫なんだ、ヘンじゃないんだ」と自信がつき、着物であちこち出掛けて、ブログにするようになりました。
そんな中で「自分も着てみたい」「着付けを教えてほしい」と言われ、着物イベントを企画するようになります。
イベントでは、着物を既に着ている人はもちろん、着れない、持っていない人にも、私の着物を着せて、気軽に着物を楽しめる機会を作ってきました。
また、貸衣裳・写真館に転職し、様々な体型の方に着物を着せることを学びました。
現在は独立し、ファッションショーや舞台衣裳で、着付けやデザイン、洋裁の、技術と知識を活かしたお仕事をいただいております。
着物を着てみたい、と思っても、一歩踏み出すのはなかなか勇気が必要です。
着付けを習うのにお教室を探したり、動画もたくさんあって、どれがいいのかわからない。
着物を買うにも、初めてお店に行くのは不安がいっぱいだし、予算やサイズ、何を揃えたらいいのか…。
「いつか…」と思いながら、踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そんなときに気軽に相談できる、友達のような人がいたら。
そんな想いで活動をしてきました。
「着物で出掛けると、いつもの見慣れた街が違って見える」
「オシャレの楽しさが２倍になった」
「手芸や歴史に興味が出てきて、世界が広がった」
「着物を着ていなかったら知り合えなかった友達がたくさんいる」
「おばあちゃんの着物を着たら、喜んでくれた」
着物を始めた方々が、こんなことを言ってくれます。
たかが着るものなのに、こんなことがある。着物って不思議で面白い。
こんな素敵なものを、もっと多くの方に伝えていきたいのです。
りめいく屋キャンディ